
- YUICHIRO
 MATSUMOTO
- 代表取締役
 松本 雄一郎
- 出身地:東京都
- 社歴:19年
- 趣味/特技:物置
- 好きな食べ物:おいなりさん、お赤飯
熱意に勝るものはない。
       経験・学歴・年齢なんて関係ない。
       私は熱意ある人にうちのチームに入ってほしい。
      私たちの仕事はお客様がお買い上げになった商品を現場に配送して、現場で組立工事をする仕事です。
       商品よりも、社員の働きぶりそのものが会社の評価となって返ってくるので、
       新人・ベテラン関係なく責任は重いし、全社員一人ひとりが会社の代表選手となってくれることを求めています。
       これが私の仕事に対する考え方のひとつです。
もちろん、当社は工事会社なのでお客様からお金をいただいて
       100%キチンと工事をして当たり前の仕事・評価です。
       ただキチンと100%工事をしてきただけで、今のフジ産業はあるのでしょうか。
私はそうは思いません。
       私は自分の経験から考えると、決してそうではないと思います。
エクステリア工事という仕事は1000軒あれば1000通りの現場があります。
       ひとつとして同じ現場はありません。
そこでのお客様とのやり取りや対応、ちょっとした気配り・ちょっとした一言が
       お客様やお取引様からの信用や支持に繋がって、今日のフジ産業があるのだと思います。
       社員は会社の代表選手としてお客様宅へ伺うので、身だしなみや髪型、言葉使い、車の停め方、
       そういったものも工事の品質、お客様の満足につながる重要なポイントだと思います。
言葉にすると簡単だし、当たり前のことですが
       その当たり前の事を一人ひとりの社員がキチンとできることを求めているし指導をしています。
       社員には売り上げや利益のことよりも服装・身だしなみのことを一番強く言っています(笑)。
私の基本的な経営の考えは「売上・利益率には表れない、1円にもならない事こそが会社の生命線」だという考え方です。
       それがどういう事かというと、
当社はフジ産業と一目でわかるトラックで、社員の服装は社名の入った作業着で伺います。
       長髪やヒゲ、金髪もピアスも一人もいません。車の運転ひとつとってもお客様に与える安心感が違います。
       そこをキチンと出来ていても、出来てなくても同じ2万円の工賃なら2万円です。
       工事は100%キチンとやって当たり前ですが、そういう1円にもならない事をすごく大事にしています。
       世の中の工事人さんというと、自分本位な身だしなみの方もいる事も事実です。
       そういったところで変な先入観や不安を与えないとは言えないと思います。
       私たちはそういうところまでを含めて、お客様からお金を頂いていると考えていますし、
       当社としてはそういう1円にもならない事を含めたものが品質であり、満足であり、信用だと強く思っています。
個人的に忘れられない現場があります。
       ウッドデッキ工事で予期していなかった切り詰め作業が多く、1日で完了する工事が終わらないペースになってしまいました。
       そこで、現場の工事部員が業務部に連絡して、工事部員を途中から増やして何とか1日で工事を完了しました。
       しかし、結果は大クレーム。
なぜクレームになったかというと、工事当日は若い奥様が一人で在宅していました。
       奥様のご意見では「急に夕方から作業着を来た男性が2人追加で来て、工事は完了しました。ウッドデッキの仕上がりには大変満足していますが、
       男性4人が庭で工事していたのを見てビックリしたし、非常に怖く、不安に思いました」との内容でした。
       今までは当社の工事部のチームワークや機動力を最大限に活かして工事応援はやっていましたし、
       それで喜んでいただいたお客様や取引先様も多数いらっしゃいました。今回も同様に考えての判断だったと思いますが
       この件に関しては、1日で工事が完了しないとわかった時点でお客様に工事応援をして1日で完了するか、
       改めて残工事をさせていただくか確認をするべきでした。そして、そういう配慮がなかったことを大反省しました。
今までの工事人・職人の身だしなみやイメージでは、工事をキチンとしたとしても、なかなか世の中から評価していただくことは難しい時代になって来たと思います。だから、工事はキチンとやって当然なのですが、そういう身だしなみとか、言葉使い、トラックの運転など、1円にもならないことを当社の大きな特長としています。
      
当社は現在、自社ブランドのマツモト物置という物置を立ちあげました。
       まだまだ満足できるような状況ではありませんが、順調に販売を拡大しています。
       SNSでも多くのお客様に取り上げていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
       今までの物置メーカーがやらなかったこと・できなかったこと・考えなかったことを
       カタチにしたあたらしいメーカー、あたらしい物置がマツモト物置。
さんかく屋根とボディーカラーを1カラーにしたオリジナルデザインです。
       創業者 松本勝巳の物置に対する考え方を合わせた物置の歴史50年間に残るモノオキ。
       そして、40年以上国内物置メーカーのトップ代理店としての物置業界に対する想いも非常に強い会社です。
       その長い歴史の中での想いや悔しさを全てマツモト物置の製品に込めています。
マツモト物置の最終的な目的は、
       この物置・エクステリア業界で誰が一番強くて、
       誰が一番正しいのかを証明することです。
マツモト物置は大きな可能性を秘めています。
       そこに新たに加わってもらえる、熱意ある人に来てほしい。
       もちろんエクステリア業界経験者、そして未経験者でも構いません。同じ船に乗って同じ目的地まで行ける人。
       経験があろうがなかろうが、学歴があろうがなかろうが、年齢が高い、若いなんて関係ありません。
       鍛え上げられた海軍は大きな魅力ですが、それよりも自由な発想と予想もつかない行動で生き抜く海賊のようなチームになりたい。
「熱意に勝るものはない」と、私は信じてきました。
これから当社もチャレンジ・チャレンジの連続です。
       1回くらいのチャレンジで、成功なんてしないし、失敗してもどうってことない。
       チャレンジを続けるからこそ、チャンスが生まれる。
       そして、そのチャレンジこそがあなたの経験になり、能力になり、会社の力になるのです。
       だから、そういう熱意ある人に来てほしい。
       チャレンジする人に来てほしい。
そういう人になってほしい。






滝沢 伊佐子さんは、こう言っています。
好きなものは、との問いに少し考えて、「スターウォーズ」と答えた。何故かというとバランスがいいからと。
確かにご本人も強面の発言と邪気のない破顔、強引さと気遣う繊細さ。真剣さとユーモア。その独自のバランス感覚は、絶妙だ。
裏表のなさそうな声の大きさや正義感は尊敬する父親譲り。もう一人尊敬する人は坂本龍馬。
健全な業界のためにも強いリーダーシップを発揮してほしい。
取締役 企画部長 滝沢 伊佐子(たきざわ いさこ)